Re: 院長との考え方の相違 - 千花

2010/10/20 (Wed) 10:37:29

こんにちわ。千花といいます。
ＡＨＴ6年目で今まで2件の病院に勤務しました。


今勤めている病院の院長も、繁殖に関しては飼い主の判断に任せる。といった考えのようで、生まれてきたコにミスカラー（ペットとして飼うにはは問題ないのでしょうが）や、難産（帝王切開）、先天的な奇形も見られたことがあります。

私個人は一般の方の繁殖には反対で、繁殖の相談を受けた際には、出来る範囲での抵抗【笑】・・・いえ、お話はしていますが
飼い主さん的には、どうしても院長の意見＞看護士になってしまいますし、それを続けること「あそこの病院は、先生と看護士の言ってる事が違う」というような噂になってもいけないと思い頭を悩ませています。
それと、4月から入った新卒の後輩が2人いるのですが、その子たちも今や院長の考え方に飲まれていってます。
完全、アウェイ状態。。。

シロさんのところでは読み物を置かれているのですね。それは一部だけで、読みたい方が待ち時間などに院内で目を通すタイプでしょうか？
それとも何部か印刷をしており、ご自由にお持ち帰りください。というタイプですか？

前にいたところでは、交配・繁殖反対の考え方の院長で、飼い主さんからの相談の時点で軽く釘を刺しつつ、一人一人にお帰りの際に「交配を考えてる方に心得と、注意事項ですので目を通しておいてくださいね」と言いつつ、プリントをお渡ししていく方法をとっていました。　（余談ですが、その病院では、仔犬・仔猫で来院されると、買い方やフード・ワクチンなどの指導を含めたプリントをお渡ししていたのですが、そのプリントの片隅に、将来的な繁殖のお話。としてメリット・デメリット。そして避妊・去勢の勧めを明記し、最初の時点で飼い主さんに知ってもらう。事を徹底してました。）



「知らなかったこと」を正しい情報で飼い主の意識向上・意識改革をすることが、しいては正しい飼い方に繋がっていくと思うんです。私も動物病院はそうあるべきと思っています。

長々と、すいませんでした。

Re: 院長との考え方の相違 - シロ

2010/11/01 (Mon) 02:06:01

千花さん、確認が遅くなりすみません。
レスありがとうございます。
ご苦労されてますね…。

ミスカラーや先天性疾患、難産、奇形、避けられたことなのに本当に残念でなりません。
うちにもいます。
片目が形成不全で生まれたＴプーが。
ただでさえ予定詰まってる＆患者件数多いのに突然は入り込む帝王切開はしたくありませんよね。
おまけに帝王切開してるのに子宮は体内に残すんです。
そういう飼い主また生ませるに決まってるのに。

たまに初診で何も記録がない方が妊娠鑑別→オペになる方もいますし…。

なんだか愚痴ってすみません（＞＜。
ウチは幸い、今いる勤務医は断固繁殖反対で、看護士も私程ではありませんが繁殖には反対なので浮いているのは院長だけなのです。
勤務医は、妊娠鑑別で来た飼い主さんにも繁殖はお勧めしていませんとキッパリ言い切る獣医ですので話が合うんですけど、当然勤務医なので院長の言うことに口出しは出来ません。

繁殖を阻止すべく抵抗もしますが、千花さんの仰る通り院長＞＞看護士ですもんね…あんまり効果なさそうです。

繁殖防止の読み物は、一部だけおいて飼い主さんが自分でとって読めるようにしてあるだけです。
それとは別に不妊・去勢のススメをB5でペラ紙一枚に纏めて子犬でいらした方、オペをしてない新患さんにはお渡ししてます。